医療保険がきかないのは基本的に自由診療

2019年08月19日
患者と話している医者

病気などをしたさい、診察料や薬代を支払います、そのとき健康保険書を提示すると、1~3割負担になります。
いわゆる医療保険のことです。
昭和30年代後半ごろからこのような保険制度が始まり、だれもが軽い負担で診察などを受けることができるようになりました。
制度が始まった当初は、お年寄りは無料で、それ以外は1割負担でしたが、医療費が年々逼迫している現状から今の保険負担にかわってきました。
この保険制度は、国民の税金から使われていますので、例えば、歯並びの矯正、美容目的の手術、インフルエンザワクチンなどの予防接種、健康診断などは、疾病を治す目的ではないので、保険を使うことができません。
いわゆる10割負担である自費扱いになります。
歯の詰め物に「金」を使うのは、ぜいたくですので、これは自由診療になります。
つまり医師の判断で自由に金額を決めることができるという意味です。
ですから患者さんからいくらでもお金を請求できるのです。
もし自由診療に保険を適用させてしまったら、莫大な医療費を請求することになり、国の医療費が無くなってしまい、本当に治療を必要としている人に使うことができなくなり困ってしまいます。
また最先端医療も保険が使えません。
最先端ですので、副作用もわかりませんし、症状がどうなるのかの見通しもないです。
そのため最先端医療も自由診療になっています。
最先端は必要に応じて保険適用になることもあります。
医療費の過剰使用を勘案すると、必ずしも治療として必要でないものは保険を使用しない「自由診療」がいいのです。
自由診療のあり方については今後も議論されていきますが、国民が必要としている治療や薬は、保険適用が望ましいです。